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我が名は救世主<メシア>

やぁ、arizonaだ。


私は最近思うことがある。

それは、とても凶悪なことだ。

それは、2009年不景気の中、凶悪犯罪や麻薬流行などの事件が新聞を飾る世の中で、多少の悪いことが些細に思えてしまうような今でさえも許しがたいことである。

その悪さははかりしえない。

これほどの凶悪な出来事が起こるということ。



まさか・・・終末の時への序曲であるのか。


かつてユダヤ教ではこう説かれた。

「終末の時は近い。その時われわれユダヤ人だけは神に選ばれた民として助かるであろう」

今ほど自分がユダヤ人でなかったことを呪ったことはない。

もしも私がユダヤ人であらば、起こりうる終末のときに助かったであろうに。



しかし嘆いてばかりでは何も進まない。

誰かがこの窮地を救わなければ恐ろしいことになってしまう。

終末の時がこの世界に訪れる。



そうか、声を上げることもなく、力を失い、自らの脚で大地をどうと踏み締めることのできない民がひしめいているこの世の中では・・・救世主<メシア>を待ち望んでいるのか




そう、

あれは今から80年前。

第一次世界大戦を終えたヨーロッパは、まさに焼け野原であった。

特に痛手だったのがドイツだ。

世界史上類を見ない愚帝・ヴィルヘルム2世の世界政策を原因とするWWⅠの大敗。

多額の賠償金の支払い義務で経済的に困窮した。

そんな中での世界恐慌。

自信を失っていたドイツに一条の光が差す。

ヒトラーだ。

『わが闘争』を著したヒトラーはゲルマン人の優越性を説き、その圧倒的なカリスマ性で大衆をのみこんだ。


彼はまさにメシアであった。

大量の失業者を減らし、あっとうまに軍事大国へと押し上げた。




日本はメシアを待ち望んでいる。





誰かがメシアとなり、救わねばならない。

誰かって誰だ?


誰かが声を上げなければならない。

それは・・・誰だ?





それは、もしかしたら誰でもいいのかもしれない。

ヒトラーであっても、元は売れない画家であった。

地位も名誉もあったわけではない。


ならば、メシアはどんな人でもいい。



ふと思ったことがある。





私、ではどうだろうか。





最近思うこと、それは私の他に誰が気づいたであろう。

いや、気づく者なら大勢いるはずだ。

この世に絶対普遍の善悪の判断基準があるわけではないが、各人の善意識からは外れるはずだ。


しかし、気づくだけなら気づくであろうが、声を上げ、アクションを起こす者はいない。




私なら、それらの要件を満たすことができる。


私なら、指導者となり、悪の根源を断つべくアクションを起こせる。




ならば私がメシアとなろう。







それでは、最近の日本を脅かす凶悪犯罪の一つを紹介する。


皆はコンビニというところへ行ったことはあるか。

コンビニというのは略で、正式にはコンビニエンスストアと言い、年中無休で多数の品物を売る小売店のことだ。

そこの店員は凶悪犯罪者であることが多い。

皆も気づかぬうちに凶悪犯罪の被害に遭っていることと思う。

心中察する。

その店員の犯罪性はこの一言に集約される。

安い品物を買う時に、客が一万円などの大きな額の紙幣を出した際の一言だ。




「一万円からでよろしかったですか?」




「よろしかった」?

「かった」?

過去形?

「よろしい」のはいつのことだ?

過去か?



否。



現在である。


その店員の中では、客の一万円が出されたことと自分の発言との間に途方もない時間の開きがあるというのか。

それは違うだろう。

それが真相ではない。


真相は、


一万円を出した客を目の前にして、その客を過去のものとし、自分のみを現在の住人とすることによって精神的優越感を得るとともに、そのイデオロギーの上層階級の特権を発動して過去の住人たる客を蔑み、現在から抹殺したのだ。


これは肉体的殺人ではない。

一般に殺人と言われるような、肉体の部位を損壊したわけではないからだ。

いわば精神破壊、いや存在破壊


表層的な殺人とはわけが違う。

殺人は人の生命活動を停止させ、後に躯が残る。

しかし、この存在破壊は躯どころか存在さえも否定し、抹消してしまう。


この世に蔓延る全ての犯罪の凶悪さをもってしても存在破壊に勝ち得るかどうか・・・。



しかも忘れてはならない。


この凶悪犯罪者たちは、なんの動揺もなく、ただ平然と、1日10人余りを存在破壊し続けるのだ。


まさに連続存在破壊犯。




今の日本ではこのような卑劣な犯罪者が一般人と同じように平然と暮らしている。

恐ろしい状況である。

私はメシアとしてこの犯罪を許してはおけない。



警察が動かなければ私が動く。





もっとも望ましいのは、自己の罪を認めさせ、反省を促すことである。

そしてこれを波及させ、その犯罪を予防することだ。


これを実現するための方法を考えた結果、ある一つの方法が見出された。


それがこれだ。







連続存在破壊犯:「一万円からでよろしかったですか?」


メシア:「よろしかったです。」









私はメシア。

存在破壊を受ける民を救う者。



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1年半以上学業に専念していたので、ちょっと変な男の子になってしまいました。

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