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若者よ。
そう急くでない。
この老いぼれの話を聞いていかんか?
龍の伝説じゃ。
ある大学に龍が生息しておった。
その龍は特に若い娘が好きでのう。
文化的目的追求活動集団の飲み会で若い娘を選り好みしておったんじゃ。
その赤き眼で娘たちを眺めていると、ある娘に惹かれたのじゃ。
龍は娘に毎晩のように電子郵便を送り続けた。
しかし娘にはその龍が恐ろしかった。
好意のこもった文章を読むにつけ、恐ろしさが増していくのじゃった。
龍は誘う。
娘は断る。
これを繰り返すのだが、龍は娘が自分に気がないことを気がつかないのじゃ。
龍は頭が弱かった。
そこで、悩んだ娘は龍に対して明確な拒絶の意思を示した。
すると龍は「この娘、俺様を断るとはなんと無礼な女だ」と思い、娘に向かってその過失を責めたのじゃ。
いわゆる逆ギレというやつじゃな。
娘は龍の恐ろしさに泣き暮らしたそうな。
そして別の飲み会が開かれた。
飲み会には娘を含めて多くの若い娘が参加してのう。
娘に断られた龍は、自尊心を傷つけられたと感じて、その娘のことはもう誘わないであろうと思われた。
そのため他の若い娘たちにその龍の毒牙が向けられるのではないであろうかと心配されたのじゃ。
そのとき、若い娘たちの危機に立ちあがった男がいた。
その男はまさに救世主<メシア>じゃった。
メシアは龍の日ごろの凶悪な態度に業を煮やしていた。
遂に龍退治に乗り出したのじゃ。
メシアは作戦をしかけておった。
龍と若い娘たちを極力離して他の男衆とだけ会話をするように仕向ける、というものじゃ。
作戦は見事に決まった。
座席は長机を囲むような形で11人が座ったのじゃが、片方の角に龍を押し込み、それを男衆3人で囲うように座った。
そしてもう片方に若い娘7人を適当に座らせれば完璧じゃ。
会は進み、メシアの巧みな話術で若い娘たちと龍は一言も会話をすることはなかった。
何度もチラチラと以前誘った娘に視線を送っていたのじゃが、龍にできることといえばそれくらいのものじゃった。
メシアの力は圧倒的じゃった。
遂に龍はメシアに屈した。
「まだ1時間半しか経ってないのかよ」
という言葉を残してテーブルに突っ伏したのじゃ。
龍はこの場では確かにメシアに屈した。
しかし龍の思考パターンから察するに、いつか必ず、赤き眼を揺らして若い娘をとって喰おうとするじゃろう。
それだけは避けなければならぬ。
あるべき秩序を取り戻すため、危機が訪れるたびにメシアは立ちあがるのじゃ。
眠れる龍を起こしてはならないのじゃ。
そーか、龍大暴れか・・・。
よくやった鋼のメシア
何の話だかすぐわかってしまいました。笑
色々情報はまわってきますし。
負けるな!救世主<メシア>!
こういうお方がもっと増えればいいのに・・・w
お疲れ、そしてよくやった熊(・ω・)