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◆憲法9条改正問題について本音で語ってみた

どーも、arizonaです。


前の記事で誤解を与えてしまったらすいません。

俺は早稲田には受かりましたけどそこには行ってないので^^;


昨日は憲法記念日でした。

俺ももう20歳です。

選挙権があります。

そろそろ憲法改正問題について持論を展開すべき時が来たのかなと思いましてね。

昨日ブログで書こうと思ったんですが、サークルのお花見があったんで、書けませんでした。

北海道では今が満開です。

例の如くお花見では飲みましたよ。

チューハイ、発泡酒合わせて4本と、ワイン200mlくらい。

その後居酒屋行って生ビールを中ジョッキ2杯。

最近飲み始めたばかりなのに、なんだいこの酒好きはww

20歳になるまでほとんど酒を飲まなかったほどの超優等生なんですよ、俺は。

たぶん反動なんでしょうね。


・・・ということがあり、その持論については今日書こうと思います。




「憲法改正」って言うけれど、要は「9条改正」ってことですよね。

全国世論調査では、「9条改正をしたほうが良い」と答えた人は約51%だそうです。

たぶんネットで調査をしたら7,80%くらいになりそうですがww

先に俺の意見を言っておくと、


憲法9条は変えないほうがいいと思います。


なぜかというと、まぁ、ちょっと大きな話をしましょうかね。

こういう解釈はいかがでしょうか。

憲法9条の、「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」という条文は、はるか昔から受け継がれてきた平和思想によるものなんです。

時代を遡ってみましょう。

世界史の時間です。


古代ギリシアでは、アリストファネスの「女の平和」です。

アテネとスパルタが戦うペロポネソス戦争の最中、女たちは戦争を止めさせようと立ちあがるんです。

その方法がなんと、「もうセックスしてやんない」宣言だったんです。

やがてセックスができない男たちは我慢しきれずに、戦争を止めて和平を結ぶというストーリーの舞台でした。


「愚神礼賛」で有名なエラスムスは「平和の訴え」という本を書いています。

平和の神が、無責任な政治家を戒め、民衆の平和の自覚を鼓舞するという内容です。


ドイツ観念論哲学の祖であるカントは「実践理性批判」など多数の書物を残しましたが、「永久平和のために」という平和思想の塊のようなものも書いていたんです。

とても薄い本で、中学生でもわかるような簡潔な文章で書かれていて、条文形式になっているのが面白いところです。


『  第一章

  第一条項 将来の戦争の種をひそかに保留して締結された平和条約は、決して平和条約とみなされてはならない。

  第二条項 独立しているいかなる国家(小国であろうと大国であろうと、この場合問題ではない)も、継承、交換、買収、または贈与によって、ほかの国家がこれを取得できるということはあってはならない。

  第三条項 常備軍は、時とともに全廃されなければならない。

  第四条項 国家の対外紛争にかんしては、いかなる国債も発行されてはならない。

  第五条項 いかなる国家も、ほかの国家の体制や統治に、暴力をもって干渉してはならない。

  第六条項 いかなる国家も、他国との戦争において、将来の平和時における相互間の信頼を不可能にしてしまうような行為をしてはならない。 



   第二章

  第一確定条項 各国家における市民的体制は、共和的でなければならない。

  第二確定条項 国際法は、自由な諸国家の連合制度に基礎を置くべきである。

  第三確定条項 世界市民法は、普遍的な友好をもたらす諸条件に制限されなければならない。  』




「泣く女」が有名な芸術家ピカソ「ゲルニカ」「朝鮮の虐殺」という絵を描いています。

「ゲルニカ」は、スペイン内乱のとき反乱軍のフランコ将軍に加勢したナチス率いるドイツ軍が、戦場でもない小さな町・ゲルニカを武器の実験のために爆撃を加えて無関係な民衆を虐殺したことに怒りを覚えたピカソがその様子を描いた作品です。

余談ですが、「ゲルニカ」の下に横たわっている男性の掌に傷があるんです。

この傷は、スペインでのナポレオン軍による市民の虐殺を描いたゴヤの「1808年5月3日、プリンシペ・ピオの丘での虐殺」から来ているといわれています。

同じスペインですしね。

このゴヤの絵の中の銃を突き付けられて両手を挙げた男性の右手に赤い傷があります。

これは磔の刑に処せられたイエスキリストを連想させます。

ここからは俺自身の解釈です。

ゴヤの絵でイエスは銃を突き付けられ、ピカソの絵でイエスは倒れた・・・

隣人愛を提唱するイエスの死を描くことによって、地理的にも近い国の間での戦争に絶望したということを表したんじゃないでしょうか。

つまり、キリスト教国の多いヨーロッパなのに戦争によってイエスを殺してしまったんです。


「朝鮮の虐殺」はあまり有名ではありませんね。

これは1950年の朝鮮戦争を描いたもので、日本では特需に沸いて奇跡の復興を遂げました。

日本という国は多くの朝鮮人の死の上に立って成功した国ともとれますよね。

絵を見てもらえればわかりますが(タイトルをクリックすると見れます)、この絵はさっき書いたゴヤの「1808年5月3日、プリンシペ・ピオの丘での虐殺」と構図が似ているんですよ。

この絵では、ブリキの軍人が数人の裸の女性に銃を突き付けています。

その女性のお腹はふくらんでいて、おそらく妊婦であること・・・

つまり、戦争をすれば新たな生をも壊してしまうんだぞ!というメッセージが込められているんだと思います。



このように、例をあげればキリがないですが、人種も世代も職業も超えた数々の平和思想家の知識人たちが戦争を拒絶してきました。

彼らのような平和思想を具現化した条約として1928年に締結された、パリ不戦条約を知っているでしょうか。

大学受験で世界史を受ける人は年号も人名も覚えていなきゃダメですよね。

提唱者のフランス外相ブリアンとアメリカ国務長官ケロッグの名前をとって、ケロッグ=ブリアン協定とも呼ばれています。

条文(現代語訳、第1条のみ)はこうです。

『締約国は、国際紛争解決のため、戦争に訴えないこととし、かつ、その相互関係において、国家の政策の手段としての戦争を放棄することを、その各自の人民の名において厳粛に宣言する』

第1次世界大戦を経験し、多くの人々を失った彼らには国際協調の気運が高まっていました。



実は、憲法9条はこのパリ不戦条約を元に作られたんです。

日本の国民は終戦時、かなり疲弊していたと思います。

「もう戦争は嫌だ」

パリ不戦条約と同じようなシチュエーションで作られたこの条約の誕生は必然であるような気がします。


古代ギリシアから脈々と続く平和思想は、多くの平和思想家を輩出しながらも多くの戦争を経験してきたヨーロッパではなく、太平洋に浮かぶこの小さな島国へと漂着したのです。


この歴史的意義を見れば、

誰が憲法9条を作ったとか、

そんなのは本当にちっぽけなことで、

この憲法9条には、

地球に生きるすべての人々の理想がぎゅっと詰まった宝物のような気がしてきます。


こんな宝物を手に入れてしまった日本人は、憲法9条を世界に広め、後世へと伝えていく義務があるんじゃないでしょうか。



こういう意見を言うと、多くの反論が出ると思います。

「そんなのは理想主義でキレイ事、現実に即していない」

確かにそうです。

でも、理想主義、結構じゃないですか。

憲法は理想的でもいいと思うんです。

だって、日本国憲法で一番大事なのが「基本的人権の尊重」です。

小学校の公民の教科書にも書いてあります。

実際、その人権って結構約束されてないんじゃないですか?

いまだに差別だってありますよ。

憲法9条を現実に即していないというのなら、憲法11,13,14条も変えちゃいましょうよ。

「たまに基本的人権が侵されるけど、しょうがないよね。ドンマイ!」

ってね。



将来的には、自衛隊もなくなっていいと思います。

ただ、今は北朝鮮という駄々っ子の国の脅威がありますから、そういうわけにはいかないでしょうが。


こうなったらいいなという理想を書きましょう。


すべての国が武力を放棄します。

そして警察のような機関として、国際連合独自の軍隊を編成する。

それは、各国の寄せ集めの軍隊じゃなく、国連に勤務する国際公務員による地球の平和を守るための軍隊。

安全保障理事会と非安全保障理事会をなくし、拒否権も撤廃。




まぁ理想ですから自由なことが書けます。

これが夢です。


今、日本は安全保障理事会に入ろうとしていますが、どの国も武力を撤廃していない以上、日本に安全保障理事会に入る権利はないと思います。

だって武力を持たない国が入ったらズルイですからね。

「拒否権は持つけど、日本人は戦わないからね」

というわけにはいきません。



「日本国憲法は日本のものなのだから、日本人の手で作り上げなければならない」

という言葉をよく聞きます。

確かにそうです。

他国のものを使い続けるには少し違和感があるかもしれません。


ですが、この逆を考えてみませんか?


もし、GHQが作った日本国憲法に「戦争放棄」という条文がなく、「日本国民の利益となるならば国家の政策の手段としての戦争を行使してもよい」という条文があったなら。

今以上にアメリカの手となり足となり、イラクやアフガニスタンで、いや、世界各国でその国の文化を破壊し、資本主義を無理やり導入させて何の罪もない人々を焼き殺していくのではないでしょうか。

もしかしたら核兵器を持って、中国と冷戦のような状態になっているのかもしれません。


そのとき、憲法改正議論は起こるんでしょうか?

アメリカの押し付け憲法だから日本人の手で新たに作らなければ、と。

たぶんそれはないと思うんですよね。


こう考えると、憲法を作った国がどうこうじゃなくて、自衛隊を早く戦力として認めたいがための改正議論なのかなと思ってしまいます。


こうなってくると、国民が決めるしかありません。

言ってしまえば、もう好みの問題です。

来年の5月18日に「国民投票法」が施行され、実質的に憲法改正の是非を問うことができるようになります。(ご指摘ありがとうございます!28日→18日に直しました)

その後の国民投票で結果がどちらになろうが、その結果の憲法が「日本人の手で作った憲法」ということにすればいいと思うんですよね。

そのために、憲法の問題はとことん議論されるべきで、専門家や興味のある人だけじゃなく、普通の大学生から主婦まで18歳以上の人全員が独自の意見を持たなければならないと思います。

決して他人の意見をコピーするのではなく、いろんな角度から見たり聞いたりした意見を自分の中で噛み砕いて自分色にトッピングしなきゃいけませんよね。

すでに自分の意見を持っている人も、他人の意見に寛容になることです。

もしかしたら、さっき書いた自分の意見も来年には変化してるかもしれません。


それが議論の面白いところです。






いかがでしたでしょうか?

みなさんがどう反応するのかすごく楽しみなので、コメント待ってます。

ただ、悪口とか謂れのない非難とかはイヤなので、反論ならちゃんとした内容でお願いします。

できれば優しい感じでww

みなさんの良心を信じてます。



この記事の続きはこちらです。(5月15日付 )


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コメント

非公開コメント

No title

正直どっちがいいのかなんて俺の頭ではわからんなが

ただ9条改正=戦争ってわけじゃないしな
集団的自衛権の問題だって残ってるし
自衛戦争の項目も守っていいのか悪いのかわからん状態になってる
竹島問題だって侵略みたいなもんだろうし
自衛の項目については改正の余地があるんじゃないかなと

俺はそんな感じかな~~
読みにくくてごめんね

追伸
こっちに残ってたのかwww
なら馬鹿みたい広い国立の大学にしたのかい??ww

No title

戦争はしない方がそりゃ、いいでしょうけど・・。

すべての国の武力放棄は、確かに夢ですね。
日本の9条だって安全保障条約でアメリカに守られているから成り立っているのかもしれません。
ただ日本が、アメリカに守られているとはいえ武力を放棄していることはとてもうれしいことです。
それだけ日本が平和になったという証でもあると思うからです。



・・難しいです。うぅ。。

憲法9条とはまた荒れそうな話題を・・・w

自分は改憲に大いに賛成です
そろそろ自衛隊たんの人権を認めてあげてーー!!と思うこの頃
世界有数の戦力を持っててもまともな法整備がされてないと国防に重大な支障をきたしてしまいます
自衛隊を戦える自衛軍に変えるための憲法改正が必要だと思います
侵略戦争を危惧しますけど内容に「他国の侵略戦争に加担しない」みたいに書いてそれを理由にISAFとかに参加しなければいいいんじゃないかと素人ながらの考えを

問題(本命?)は北朝鮮のようなチンピラではなく中国です
野心的な中国が全力で軍拡をおしすすめ日増しに脅威を増している中で、いざというとき有効に戦えるよう法整備しておくのはこの国の平和のためだと思います
せめて台湾有事の時に米軍の後方支援が出来るくらいにはしとかないとマズイと思う
台湾が中共のものになったら日本の輸出入のコストが大打撃\(^o^)/

竹島侵略されても気にならない国民ばかりじゃ憲法改正の選挙を行ってもたぶん改正されないだろうけどね・・・orz

No title

どうも、お久しぶりです!

自分は改憲賛成です。
理由は現状の条文では解釈の幅が広すぎてナンセンスだから。
あと国防権の追加が望ましいですね。

理想を言えば、憲法を現状に合わせるのではなく、
現状を憲法に合わせるべきなんですが、
その憲法自体が未完成すぎるってのが問題だと思います。
他の憲法にも言えることですが。

改憲派も護憲派も大抵は戦争反対なので、
どちらの人も賛成するようなカッコイイ条文を誰か書いてくれるといいんですけどね!

No title

何というか、勉強になります!
私も「日本人が作ったものじゃないから変えたい」というのは、このグローバルの時代にどうなんだろうと思ってます。

私の意見がどっちの支持になるのか分かりませんが、もし9条が強化されて自衛隊を途上国に派遣できなくなったら、日本は先進国としての義務を放棄することになるような気がして怖いです・・・
自衛隊が被災地や途上国を援助するためだけの組織(というと語弊があるかもしれませんが;)になったら、それこそ日本はただの平和主義国にとどまらない立派な先進国になれるような気がします^^

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No title

カントの平和論 池内 紀さんが訳された「16歳からの平和論」で読みました。
来年国民投票法案が施行されますね。
不完全な所が多々あるらしいのに!
若い方が9条を大事に思っていることを知り嬉しいです。

先日日比谷の憲法集会で大学生のグループ“ピース・ナイトナイン”がカンパを求めていたのでわずかですが即入れました。

9条を変えて日本も戦争の出来る国になったら一番影響を受けるのは若い人たちだと思います。
9条を世界に広げたいですね。

私は九条実現を願う市民意見広告運動を手伝ってました。
3日の北海道新聞ご覧になりましたか?
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Author:arizona
大学生・20歳です。
1年半以上学業に専念していたので、ちょっと変な男の子になってしまいました。

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